【需要と供給】プレミア価格の理由について

副業

今回は一般的に売られている商品がプレミア価格になる理由と転売についてちょっと詳しく説明していきます。

これから転売で稼ごうと思っている人は押さえておくべきところだと思います。

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需要と供給と価格について

まず、経済活動における需要と供給について説明していきたいと思います。

Wikipediaから引用すると、以下のようになります。

需要と供給(じゅようときょうきゅう、: supply and demand)すなわち、需要および供給の定義から説明すると、 需要とは、個人や企業などの経済主体が、市場において交換販売を目的として提供されているサービスを購入しようとする行為であり[1]供給とは経済主体が市場で交換・販売を目的とし自己の所有物を提供する行為である[2]。「需要と供給」は合わせて短縮して需給(じゅきゅう)とも呼ばれる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%80%E8%A6%81%E3%81%A8%E4%BE%9B%E7%B5%A6

つまり、「誰かが欲しいという欲求」が需要
「その欲求(需要)に対して商品・サービスも所有すること」が供給

そして、需要と供給のバランスによって決まってくるのが価格です。

価格決定について

需要<供給の場合、価格は下がる傾向にあります

需要>供給の場合、価格は上がる傾向にあります

需要と供給のバランスによって価格が変動している例をいくつか挙げたいと思います。

  • 航空券の料金
  • ホテルの宿泊料
  • スーパーや家電量販店などの商品価格 など

航空券・ホテルなどの観光業に関しては、繁忙期には値上げして、閑散期には値下げする傾向にあります。年末年始やGW、長期休暇中などはそれが顕著ですね。もしくは、利用率によって価格が変動したりします。

スーパーや家電量販店などの小売業に関しても、値上げすることはなくても、在庫処分セールなどで不人気商品をまとめて安く売るなどの価格調整が行われています。

これらはすべて需要と供給のバランスによって価格が決定されています。価格を決定するのは供給側で、航空会社やホテル、スーパー、家電量販店が決めています。

この需要と供給が取れた価格を市場価格といいます。

スーパーや家電量販店で売られている商品には「定価」があるので、100%自由に価格決定をできるかというと、そうではない部分もありますが。

プレミア価格について

まず、【定価のある商品】が消費者の手元に届くまでの道のりを考えてみます。

  1. サプライヤー(メーカー・生産者など)←1次供給
  2. 小売業者(スーパー・家電量販店など)←2次供給
  3. 消費者

基本的にはこの順番で商品が流れていきます。サプライヤーから小売事者に入るまでにいくつかの業者を挟む場合も当然あります。
最近ではサプライヤー自体が店舗やネットショップを持って、サプライヤーから直接購入できるようなっている場合も珍しくありません。(産地直送やメーカー直販)

この流れだけだと、商品はすべてサプライヤーが決めた値段【定価】で消費者のもとに流れていきます。

しかし、実際には以下のようになっています。

  1. サプライヤー企業(メーカー・生産者など)←1次供給
  2. 小売企業(スーパー・家電量販店など)←2次供給
  3. 個人の小売事業者
  4. 消費者

消費者の上に僕たちのような個人の小売事業者が入ることになります。小売企業には商品を定価で売らなければならない義務がありますが、個人の小売事業者にはその義務がありません

なので、需要>>>供給といったバランスの崩れた状態では、個人の小売事業者が定価以上の価格をつけて売りに出したとしても、買い手がつく状態になります。このような状態ではプレミア価格が市場価格となります。

特に、1次供給であるサプライヤーからの供給数が少ないときにプレミア価格が付きやすいです。例えば、数量限定や期間限定などですね。

つまり、1次供給であるサプライヤーからの供給量が購入者の需要よりも少ないとき、

もっと言うと、「供給量」ー「個人小売業の在庫」<「購入者の需要」の場合は市場価格がプレミア価格となります。

反対に、「供給量」ー「個人小売業の在庫」>「購入者の需要」の場合は市場価格が定価以下になります。

さいごに

ここまでで大まかなプレミア価格の成り立ちについて説明してみました。

簡単に言うと、需要と供給のバランスが崩れているからプレミア価格になるということですね。

僕がおすすめする「電脳せどり+少しの店舗せどり」で儲けようとすると、大体はプレミア価格=定価以上での取引になります。

なので、どういう理屈で価格が決定されているかということを理解しておくのは重要なことだと思います。

では、また!

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